長男のことを調べてみる日々
長男の幼稚園での様子は相変わらずで、登園渋りもず~っと続いていました。
毎朝送り出すまでが本当に大変で、暑い日なんかはもう汗だくになるほどでした。
かと言って、送り出した後にホッとできるわけではありません。
先生に怒られていないかな、泣いていないかな、トイレに行けたかな・・・
心配で不安で、落ち着きません。
家ではこんなに元気なのに、どうして幼稚園ではひと言も話さないんだろう・・・。
唯一、幼馴染のお友達とは大騒ぎで遊べるのに、どうして幼稚園のお友達とは全く遊ばないんだろう・・・。
読み書きもスラスラ出来るし、絵を描いたり粘土で何かを作ることも得意なのに、どうして幼稚園では一切手が動かなくなるんだろう・・・。
どうして。どうして。どうして・・・。
長男が幼稚園に行っている間は、そんな事ばかり考えていました。
そして、
長男の幼稚園での様子がおかしいと感じた時から、私なりにネットや書籍で原因を調べるようになっていました。
いや、それより前の「3歳児検診」で、長男の様子を先生に話したこともあります。
幼稚園生活が上手くいかない長男にもっとふさわしい場所があるのでは・・・と、他の施設を探したこともあります。
地域の「子育て相談窓口」へ出向いた事もあります。
その当時通っていた小児科の先生に尋ねたこともあります。
「息子が幼稚園では全く喋らない」ことや「幼稚園に行きたがらない」ことを。
それでも答えが出ない・・・モヤモヤは大きくなるばかり
行く先々で、皆さんとても真剣に聞いてくれます。
長男の事もよく観察してくれます。
でも、みんなの答えは大体こんな感じでした。
「人見知りが激しい子なんだね。そのうち慣れて元気に遊び回るようになるよ。今だけだよ!」
幼稚園の先生は、こんな子は初めて・・・と戸惑いながらも、どうしたら長男が園で楽しめるのか、動けるのか、喋れるようになるのか、を一緒に考えながら対応していきましょう、そのうち変わりますよ、と前向きに頑張ってくれました。
ありがたいです。嬉しいです。助かります。
でも・・・、
そのうちっていつ??
と、みんなの前向きな言動に対して、私一人後ろ向きで、モヤモヤとした気持ちが心の中に留まっていきました・・・。
それでも幼稚園に通い続けた訳は
長男は、椅子取りゲームやフルーツバスケットなど、みんなで競って遊ぶゲームを特に嫌がりました。
そして、そういったゲームをするかもしれない、という日は登園することをいつも以上に泣いて嫌がりました。
ますます心は痛みました。
だけど、
まだ4歳の年少さんなんです。
よくよく周りを見渡せば、お母さんと離れたくなくて泣いている子もいるし、お漏らしをしてしまう子だっています。
口より手が先に出てしまう子だっていれば、先生の話をじっと聞いていられない子だっています。
この頃の長男は、喋らないけど、たまに笑うこともありました。
上手に描けた絵を先生が褒めてくれると、嬉しそうに喜んで、私に報告してくれることもありました。
だから、
幼稚園が楽しいと思う時もあるのかもしれない、
喋らないけど、周りのみんなとさほど変わらないのかもしれない!?
・・・とも思っていました。
そして、そのまま長男は、年少から年中へと進級しました。
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