息子が不登校になるまで~晴れて新一年生!!~茨の道の始まり~いきなりのピンチ!?

スポンサーリンク

年が変わり、2021年になってしまいました…。

長男は、小学4年生になっており、早いものでこの春には5年生に進級します。

このブログでは、やっと幼稚園を卒園したところでした。そして小学校で彼がどのように不登校になっていくのか・・・をようやく書き始めるところでもありました。

そんな最中にコロナです。

学年が上がるにつれ、悩みや不安がますます大きくなっているところにコロナです。弟も春から新一年生として同じ小学校に入学する時にコロナです。緊急事態宣言の発令です。

家にいる時間は出来たはずだけど、落ち着いて長男の不登校ブログを書く余裕はありませんでした。もちろん書きたい思いはあったけれど、やはりこのブログを書くことは、過去の辛かったり悔しかったりした思い出をさらけ出すことでもあり、それなりの勇気が必要だったからです。

そんな言い訳により、しばらく間が空いてしまいましたが、これから長男の小学校の話に突入していこうと思います。

(そして初っ端からナイーブな内容なので、次回にも続きます)

小学校入学に向けて一番気になることは・・・

さて、桜がキレイに咲き誇る4月。長男は無事に入学式を終え、新一年生になりました。入学式はガチガチに緊張していた長男だけど、担任の先生は若くて優しそうな女の先生だし、一年生の一クラスの人数は30人もいなかったので、なんとか頑張れるかな・・・と淡い期待はありました。

そんな中、小学校に入るにあたり、親の私が一番心配したことは、『いじめられないかな・・・』ということでした。

いきなりだけど「いじめ問題」について

私が子供だった頃、学生だった頃、結婚する前の社会人だった頃、「いじめ問題」をとりあげるニュースを何度も目にしてきました。思い返せば小学校の時も、中学校の時も、高校の時も、いじめられてしまうような友達は確かに存在しました。ただちょっかいを出されてふざけているだけに見えるケースもあれば、「みんなで無視しよう」というような悪質なケースも見たことがあります。

私は、リーダーシップを取るような子供でもなかったし、いじめに参加するような子供ではなかったけど、かと言って、それを阻止出来る子供でもありませんでした。

いじめられていた女の子の家に、友達と放課後にこっそり出向き、明日は学校においでね、と伝えに行くような、まるでその子の味方だよ、と言わんばかりの、今思うとずるい子供でした。

いじめている子に正面切って「やめなよ」と言えず、こっそり先生に言いつけたこともあります。

私のやり方はこそこそしていて、とてもとてもイヤだけど、「いじめ」に対して許せない気持ちがあったことだけは覚えています。

実際、男の子から、振った腹いせでいじめられたこともあります・・・。体操着をゴミ箱に捨てられたり、上履きに画鋲を入れられたり・・・、今思うと何ともベタなやり方です。それでも、その時ばかりは、学校行きたくない・・・となりかけたし、何事もないフリをする自分が苦しかったです。ただ有り難かったことに、気付いてくれた友達が助けてくれたこと、そして肝心なその男の子が引っ越してしまったので、私が味わった「いじめらしきもの」は後にも先にもその時だけでした。

それと同時に、「いじめられる子だって悪いんだ・・・」という気持ちが少しあったことも確かです。自分も少し体験したこともあり、何らかの原因があってターゲットにされちゃうんだ、と子供心に思っていました。

今は違います。

極端だとしても、「いじめる側」が100%悪いと思っています。

ただふざけているだけに見えたって、受ける側の心が傷ついている時は、それはふざけているだけでは済まされません。肉体的ないじめだけではなく、もちろん精神的に追い込むことだって「いじめ」です。

私は親になり、長男がたまたま、どちらかと言うと気弱で、友達にハッキリ「イヤだ」と言えないタイプだからこそ、より極端に思ってしまうのかもしれません。

それでも、もし逆に長男が友達をいじめるような子であったなら、私はそれを絶対に許しません。理由は何であれ、友達を一方的に傷つけていたのならです。

だから、いつの時代になっても変わらず存在する「いじめ問題」のニュースには心が痛みます。そんなことがもし自分の身に起きたなら、長男の身に起きたなら・・・、それはもう身を引き裂かれるような痛みでしょう。

・・・そして、そんなちょっとした「出来事」が、新一年生の長男の身に起きたのです。

つづく。

コメント

  1. ヒルコ より:

    ヒルコ普段、自分より年下か同い年の方のblogにしかコメントしませんが、あなたのblogが気になり、コメントします。10歳の子の親御さんなら、あなたがもしヒルコより年上?の方なら失礼します!ヒルコは間も無く40歳です。ヒルコも、被いじめと不登校経験者です。2008年9月~2011年3月まで、世田谷区砧の学習塾講師をしておりました。2011年度は、都立高校チャレンジ校講師をしておりました。それ以前は大阪府立高校講師を、それ以降は大阪市内でフリースクールの先生や学習塾講師や家庭教師をしておりました。今はドクターストップで就労不可で、自宅療養しております。去年は神社で無償の仕事をしておりました。砧小学校、砧中学校、砧南中学校、用賀中学校、船橋中学校、聖ドミニコ中学校、ときわ松学園中学校の生徒さんを、学習塾で教えた事があります。ヒルコも被いじめと不登校が原因で、精神障害者手帳3級になりました。今でも過去の記憶やトラウマが消える事はありません。何かかこんなヒルコで良ければ何か力になれたらなぁ!って。宜しければまたコメントなりメールなり下さいねっ!

    • makoso-ume29 makoso-ume29 より:

      ヒルコ様
      コメントありがとうございます!不登校の経験もおありとのこと、それでも講師や先生、家庭教師などなど…生徒さんと向き合うお仕事を沢山されてきたのですね。私の息子同様、不登校の子供を持つ親にとって、そういう先生が寄り添ってくれたら心強いだろうなぁと勝手に思ってしまいました。ヒルコさんのお話を読んで、今、私の息子が抱えている問題とどう向き合っていこうか、親として何が出来るのか、改めて考えました。なかなか答えは出ないのですが…。ちなみに、私はヒルコさんより(だいぶ?)年上です。年下か同い年の方にしかコメントされないようですが、年上かもしれない私にもコメントして下さりありがとうございます。とても嬉しかったです。まだまだ不安は尽きませんが、なるべく前を向いていたいと思っています。ブログももっと更新していくつもりなので、良かったらまた覗いて下さいね。

      • ヒルコ より:

        大変ありがとうございます!ヒルコは小学生の頃から女子にいじめられっ子で、女友達は一人しかいませんでした。男友達はいっぱい居ました。親に、中学から中高一貫のお嬢様学校に入れられ、クラスのみんな(女子校)にいじめられ、中3から高2まで不登校になりました。高3の時に、元府立高校講師の良い先生と出会い、ヒルコも公立高校の先生になりたくなり、高校出て社会人(フリーター)をしておりましたが、どうしても教員免許が欲しくなり、1年後の成人式の年度に、大阪府で一番偏差値の低い大学へ行き、卒業後すぐに府立高校講師になりました。偏差値低い高校や、夜間定時制高校や、単位制高校の先生になったので、不登校経験者や鬱や非行の生徒さんが多い高校ばかりで働いておりました。都立高校は、1つは偏差値低い高校、もう1つはチャレンジ高校(都立大江戸高校)で働きました。チャレンジ高校は、ご存知でしょうが、不登校経験者ばかりが作文で受験します。中学がフリースクール出身の生徒さんと非行の生徒さんばかりでした。ヒルコの元旦那も今の彼氏も非行経験者なんで、自分や自分のパートナーと同じ経験を持った生徒さんばかりと関わってきました。ヒルコも小学中学高校の時は、家ではめちゃ明るく煩く元気なのに、学校では暗くて自分から女子に話せない生徒でした。それが原因で、今では精神障碍者でプータローです、お恥ずかしいです。体調ましになったらまた、神社や家庭教師やフリースクールの先生のボランティアをしますね。2017年、フリースクールの先生のボランティアしてましたよ。自分を受け入れてくれる先生や子供ばかり居る学校やスクールでは、普通に話せるのだと思います、ヒルコも今までの生徒さんもみんなそうでした。フリースクールは月謝がかかるので、お勧めは出来ませんが、無料体験や見学に行ったりしたら、息子さん、家と同じ様に話せるかもしれないし、話せないかもしれません。無理に学校行かせずに、家で作文の勉強をして、大江戸高校の様なチャレンジ高校を受けるのも1つの方法でしょうし、勝手な事言うてすみません!高校になるまでの五年間、色んなスクールの無料体験を行きまくるのも、1つの方法ですし、何もしないのも1つの方法でしょうし。不登校の子が、小さな学習塾なら行ける子も、砧の塾に居ましたし。塾もお金かかるからなぁ!何か自分の考えを押し付けてごめんなさい。あくまでもヒルコの個人的な独断と偏見の主観ですので、あなたと意見が違えば、スルーして下さいませ!また何かあれば、いつでもコメントなりメールなり下さいねっ!年上の方に対して失礼しました!あっ、不登校鬱非行経験者の多い高校では、授業の始めに、起立礼着席をしません、人間恐怖症で席を立てない子が居るからです、座りながら挨拶しますよ。またエピソードをお伝えしますね。また質問や意見があれば、ご遠慮なく仰って下さいませ、生意気でどあつかましくてすみませんでした。

タイトルとURLをコピーしました